2022.02.25

アスベストが含まれている屋根材について

お世話になっております。
みらい住宅サポートの三浦です。今回の現場レポートは皆さんご存じのアスベストについてです。

まず初めに2006年以前に建築された建物の屋根材にはアスベストが含まれている可能性があります。
健康被害の危険が報告されて、2006年に製造が全面禁止されました。
特に戸建て住宅では一般的なスレート屋根にもよく使われていましたので、決して他人事ではありません。
業者にとってもアスベストが含まれた物と含まれてない物では扱い方や工事費用、手間などが変わってきます。
お客様にとっても良い物だとは断言出来ませんので業者に適切なアドバイスをしてもらうといいでしょう。

主にアスベストが含まれている屋根材

・株式会社クボタ「アーバニー」
アーバニーは、1982〜1994年までクボタが製造していたスレート屋根材です。
スレート屋根材の中でも人気が高い「カラーベストコロニアル」の一種です。

・積水化学工業株式会社「セキスイかわらU」
1975~1990年に積水化学工業が製造していた人気の屋根用化粧スレート商品の一つが、「セキスイかわらU」です。
耐久性が高く軽量であることから、カバー工法の時にもよく使用されてきました。
1990年8月以降はアスベストを含んでいない新たな「セキスイかわらU」が製造されるようになりましたが、2007年には販売中止に至っています。

・関西スレート株式会社「ダイケンかわら」
「ダイケンかわら」は、関西スレート株式会社が1975年~1982年に製造していたスレート素材です。
製造期間は7年と短期ではありますが、アスベストの含有量は10%であり、解体時のリスクが高い屋根材だと言えます。

アスベスト屋根材の見分け方

アスベスト屋根材の見分け方は「不具合状況」で見分けることが出来ます。アスベストが入っていないスレート屋根(ノンアスベスト)弱く、不具合が生じやすいです。築10年近く経過している多くのノンアスベスト屋根は小さなヒビを含めるとなんらかの不具合が発生しているはずです。築20年を経過するとヒビ、割れ、かけ、などが多く生じます。その一方、アスベスト屋根はしっかりしてるため、不具合が生じにくいです。
周りから屋根が確認できる場所があればそういった場所から確認するといいです。建築後20年未満であり、屋根に複数の「ひび」があれば、その屋根はノンアスベストである可能性が高いです。目視で確認することが難しい場合は、業者に相談しましょう。

アスベストによる健康被害について

アスベスト材は、繊維状の物質で極めて細い繊維なので大気中に浮遊・飛散しやすく繊維を人間が吸入すると、針状の繊維が肺の中に残り肺がん、中皮腫、アスベスト肺(肺の慢性線維症)、石綿肺等の健康被害を引き起こします。
アスベストの毒性は、アスベストが砕けた粉末が体内に入ることによって発生します。
そのため、屋根裏や壁などの断熱材として用いられている場合でも、アスベストが露出していなければ基本的に問題はありません。
しかし、建材が破損し、アスベスト入り断熱材が露出しているような場合には健康への被害が発生することがあります。
もし、ご自宅が1975年以前に建築されている場合は、屋根裏などにアスベストが使われている可能性が高いため、業者に見てもらう時は必ず確認をしてもらいアドバイスを受けましょう。

みらい住宅サポートでは経験豊富な職人やスタッフが数多く在籍しています。
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