2021.03.01

横浜市戸塚区でアパートの鉄骨ベランダの補修

横浜市戸塚区にて「アパートのベランダの鉄骨が錆で腐食している」と現地調査のご依頼をいただきました。
調査をすると、ベランダの床を支える鉄骨(根太鉄骨)がサビ腐食で損傷していました。
入居者様の安全に影響が出る為、現地調査から2週間程で工事着工させていただきました。

今回の鉄骨のサビの原因は、床のすき間から浸入した雨水です。
雨が降って、床と根太鉄骨の間に残った水分が鉄骨を酸化させてサビが発生します。
結果として鉄骨の強度を落していきます。

工事の際にお住まいの皆さまにご協力いただくこと

入居者様のいらっしゃるアパートでの改修工事の際は、溶接時に発生する火花や鉄粉、工事騒音、塗装臭、作業車の出入りが発生するので、入居者様に以下のご案内が必要です。

  • 工事前にベランダにある私物の移動をしていただきます
  • 工事期間中のベランダ使用が制限されます
  • 工事騒音(原付のようなエンジン音と鉄骨をカットする作業音)が発生します
  • 防犯性の観点からカーテンや雨戸をして施錠いただきます
  • 溶接で発生する火花から建物を守るためにサッシに養生をする場合があります
  • 鉄骨を塗装する塗装臭がします

外部にむき出しの鉄骨にとって「雨水」が最大の敵

アパートオーナー様に是非ともお伝えしたいことがあります。
露出している外部の鉄骨は雨水が天敵です。
パッと見た印象でははわからなくても、見えないところからサビ腐食が始まって、設備維持のネガティブ要素になります。
鉄部サビを定期的に補修して、大掛かりな改修工事を回避しましょう。

また次回、詳しい補修内容の記事をアップしていこうと思います。