ルーフィングについて

お世話になっております。みらい住宅サポートの三浦です。
今回の現場レポートは屋根のルーフィングについてです。

ルーフィング(ルーフィングシート)とは、屋根材の下に引く防水シートのことです。業者によっては屋根下葺き材と呼ぶ方も中にはいます。
屋根材の下に隠れてしまうので、普段は全く目にすることがありません。
新築や葺き替えの時でないと、ルーフィングを見かける機会はなかなかないでしょう。
ですので劣化や破れなどの異常になかなか気づけず、雨漏りなど甚大な被害が出ない限りは事前に察知する事は難しそうです。

ルーフィングの重要性

ルーフィングは、普段目にする事はありませんが、実は屋根材以上にとても重要な建材です。工事をする時など屋根材の効果について勉強し、どの屋根材がいいか深く検討されるお客様は多いですが、このルーフィングにまで気を使って屋根を考えている方は正直少ないのが現状です。
このルーフィングをしっかりと施工しないと、雨漏りや野地板の腐食の危険性がとても高まってしまいます。
しっかりとチェックできるのは屋根を作る新築の時か、屋根の葺き替えの時だけですので注意が必要です。

ルーフィングの種類

ルーフィングは防水という性能は同じですが、付加価値として高い耐久性や強度、透湿性による結露防止といった機能を有しているものがあります。
機能が高くなればその分費用も高くなりますので、お家の状況や今後のプランによって選定することが大事です。

1,アスファルトルーフィング

ルーフィングの中で一番グレードが低く価格が安いのがアスファルトルーフィングです。名前の通りアスファルトを材料にしており、板紙にアスファルトを染み込ませたものです。アスファルトは原油から生成しており、比較的低温で柔らかくなることから屋根の温度変化に合わせて伸縮を繰り返し、時間とともに劣化が進んでいきます。
10年以上経っているアスファルトルーフィングは破れや穴あきが発生する可能性があるので一度調査をすることをおすすめします。

2,改質ゴムアスファルトルーフィング

アスファルトルーフィングは先程述べたとおり、温度変化によって状態が変わりやすく、それによる劣化がありましたが、その問題を解決したのが改質ゴムアスファルトルーフィングです。
アスファルトにゴム、造成樹脂などを混ぜて製品にすることで、温度による状態変化を少なくし経年劣化が少ないのが特徴です。
アスファルトルーフィングの2倍ほどの耐久性があり、20年以上の寿命があります。
アスファルトルーフィングでは屋根材によっては先に屋根材が寿命を迎えてしまうケースがあります。ガルバリウム鋼鈑などの30年もつような屋根材の場合は、ルーフィングも長寿命のものがおすすめです。

3,粘着性改質アスファルトルーフィング

耐用年数などの基本性能は改質ゴムアスファルトルーフィングと同じですが、粘着性があるため野地板にピタット貼り付けて固定できます。通常はカッターで固定するのですが、時間が経つとカッター部分から穴があくケースがあります。しかしこの粘着性のルーフィングであればその心配がなくなることと、更にはカッターを打つ作業工程がなくなるので作業時間も短くなります。 他にも屋根カバー工法では屋根に直接ルーフィングを設置しますので、屋根に張り付く粘着改質アスファルトルーフィングがよく使われます。

4,透湿ルーフィング

ルーフィングは雨水を侵入させないことが一番ですが、逆に内部の湿気も外に排出させないことから小屋裏に湿気が籠もるといった問題もでてきます。湿気の排出するために小屋裏換気システムの改善ももちろんですが、ルーフィングを透湿性のあるものに変えることでも湿気を効率的に排出することができます。

ルーフィングの施工方法

・ルーフィングシートを貼る
軒先(のきさき・屋根の下側)から棟先(むねさき・屋根の上側)に向けて、ルーフィングシートを貼り付けていきます。シートの間に隙間があると浸水する恐れがあるので、20センチほど重ね張りして補強します。屋根の棟や谷部は雨が溜まることが多く傷みやすいため、ルーフィングシートを二重から三重にする必要があります。

・タッカーで止める
ルーフィングシートを、30センチ間隔でタッカーを使って留めます。傾斜がある屋根に対して直角にタッカーを打ち込むには技術が必要で、タッカーが浮いたり、打ち込みが強かったりするとルーフィングシートが劣化する可能性があります。ちなみに正確に打ったタッカーの穴は、太陽の熱で溶けたシートが塞いでくれるので問題ないです。

ルーフィング選び方

ルーフィングは新築で家を建てる場合、あまり触れられることがなくお客様にとってもこだわりがあまりない傾向にあります。
そのため、建築費を抑えるためにそこまで良いルーフィングが使われていないケースも多いです。
お客様のご要望によっても左右しますが、屋根を新しく葺き替えやカバー工法をする場合、この先も20年以上はお過ごしいただくことが多いでので、その期間も安心できるようにルーフィングの耐用年数は屋根材と同じ、もしくは長いことが理想です。逆にあと10年ほどで引っ越しするといった見通しを持っているのであれば、その限りではありませんのでケースバイケースとも言えます。みらい住宅サポートではこういったお客様のご要望とお住いの状況に応じてルーフィングだけでなく使用する部材も含めた工事のご提案をいたします。
これから屋根の工事をご検討の方は気軽にご連絡下さい!

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