2021.11.16

住宅リフォームについて

家の老朽化や機能の追加などを考える場合、大きく分けて「リフォーム」「リノベーション」「建て替え」の3通りの方法があります。
どれを選ぶかによって費用も大きく変わってきますし、理想とする家づくりができるかどうかといった点にも関わってきます。
できれば、現在の家の状態に合った適切な方法を選択したいものです。
そこで、住宅リフォームについて紹介していきます。

リフォームとは?

一般的に「リフォーム」とは、老朽化した建物を新築の状態に戻すことをいいます。
マンションやアパートの場合には、入居者が退居した後、その入居者の住む前の状態に戻すことを指す場合があり、原状回復ともいわれてたりしています。なお、英語の「reform」は「悪い状態からの改良」を意味し、リフォームという言葉を使うときは、基本的に壊れていたり、汚れていたり、老朽化したりしている部分を直したり、きれいにしたり、新しくしたりすることを指します。「マイナスの状態のものをゼロの状態にに戻すための機能の回復」という意味合いとして使われることが多いため、例えば、外装塗装や屋根工事、キッチンの設備の変更、壁紙の張り替えなどがリフォームに該当します。

リフォームのメリット

1.愛着のある住まいに住み続けられる
住み慣れた家は子供の誕生や成長など、たくさんの思い出の詰まった場所ですが、建て替えをすると全く異なる雰囲気の家になります。リフォームは必要なところだけを新しくできるため、家の雰囲気を損ないません。リフォームなら愛着のある我が家の快適性を更新して、長く住み続けることができます。

2.新築を購入するよりも費用が安い
リフォームは家のキッチンまわりや屋根、外壁など、部分的に修繕できます。そのため、新築購入に比べて総予算を安く抑えることが可能です。小規模リフォームなら、建築確認申請などの手続きも必要ありません。

3.仮住まいの用意をする必要がない
古い家をすべて解体して同じ敷地に新築する場合、一度更地になるため仮住まいが必要です。それに対して、部分的なリフォームで工事中も生活に支障が出ない場合は、仮住まいの必要はありません。

リフォームのデメリット

リフォームのデメリット

1.間取り変更が自由にできない場合がある
建物の構造によっては、間取りの変更が自由にできないことがある点に注意が必要です。例えば2×4工法で建てられた住宅は、壁で住宅を支えているため間仕切り壁を撤去できないことがあります。施工会社に希望の間取り変更が可能かどうかを、事前に確認するようにしましょう。

2.構造部分の劣化がひどいと費用がかさむ
新築から数十年経った古い家では、建物の土台や柱、梁などの構造部分が劣化していることがあります。構造部分の劣化は、耐震性など安全面にも影響するため修繕することが望ましいです。しかし、構造部分の修繕には大規模な工事が必要となり、それだけ費用もかさみます。構造部分が劣化している場合は、建て替えをしたほうが安くなることもあります。

3.地盤の改良はできない
例えリフォームで快適に暮らせる家をつくっても、地盤が悪ければ安全に暮らすことはできません。地盤を改良するには、建て替え工事と地盤改良工事が必要です。地盤の不安がある場合は、リフォームではなく建て替え工事をして地盤改良工事も行いましょう。

一度にまとめてリフォームをした方がいい理由

一度にまとめてリフォームをした方がいい理由

1.足場を共通で利用する工事の場合
外壁の塗り替えを行う際は作業用の足場を設けます。
同時に屋根のメンテナンスも一緒に行うのがオススメです。
その足場を利用して屋根工事を行えばその分コストを抑えられるので同時に行うお客様は多数います。

2.デザインに統一感が出る
隣接する部位をまとめてリフォームする場合、全体が新しくなるので、見た目に統一感が生まれます。リフォームした部分・していない部分で見た目が異なるなどの違和感も生じません。

3.問い合わせ窓口が統一できる
リフォーム後のメンテナンスなどの際、問合せの窓口もまとめることができます。
問合せ窓口を一つにするとその後の連絡が煩雑にならずにすみます。

リフォームのご相談は是非みらい住宅サポートにお任せ下さい!