2022.02.17

屋根塗装の必要性

いつも大変お世話になっております。みらい住宅サポートの石渡です。
今回は屋根塗装の必要性についてお伝えしてきたいと思います。

お住まいで最も負担が大きい部分というと、真っ先に屋根が思い浮かぶのではないでしょうか。降雨に夜露、寒い季節になれば霜に積雪、さらに雹と気体から液体、そして台風や突風による飛来物すらぶつかり被害を受けることもあります。天気が良い日は日の出から日暮れまで太陽光に晒され、紫外線を浴び続けています。わたしたちの生活を守ってくれている屋根は定期的にメンテナンスすることで、もっと長く快適に暮らせるかもしれません。

紫外線はお肌の大敵であるだけでなく、屋根にとっても有害です。

 夏場は高温になりますし、冬場は低温になります。屋根材にもよりますが炎天下での表面温度は80℃を超え冬の夜は0℃以下のマイナスです。挙句の果てにお住まいの中でも最も高い位置にあるので風の影響を最も強く受けるのです。

台風通過後に最も多くお問い合わせをいただくのはやはり屋根です。雨漏りを起こしてしまった、棟板金が飛んでしまった等、お住まいの頂部にある屋根が被害を受けるのは、いうなれば仕方のないこと、必然的なことでもあります。だからこそ定期的なメンテナンスが欠かせないのです。
そんなメンテナンスの中で比較的安価に屋根材の耐久性を維持できるのが屋根塗装です。

屋根塗装とは

読んで字のごとく、屋根の塗装をする家屋メンテナンスのことです。現在ある屋根に塗料を塗ることで、以下のようなメリットがあります。
外観の美しさを蘇らせる
屋根の劣化を防ぐ
雨漏り防止によって家の腐食や傷みを避ける
お住まいを長く保つためにも、かならず屋根塗装は実施してください。

気体(湿気)から液体(雨)、そして固体(雪・雹)とバラエティに富んだ水分、太陽光、寒暖…
これらに24時間365日、耐え続けているのが屋根なのです!

通常屋根塗装は屋根材の種類にかかわらず、塗膜が劣化した時が塗り替えのタイミングといわれています。塗膜がしっかりしている状態で塗り替えを行おうとしても密着性が悪く剥がれることがあるのです。化粧スレートが10年程度、金属屋根材が10~15年といわれているのは、その屋根材の塗膜が劣化する頃合いなのですが、これは新築後初めての塗装をされる場合です。2回目以降は使用した塗料の耐久性に合わせて検討していきましょう。

1回目に使用した塗料の耐用年数や屋根の劣化状態により2回目の塗装のタイミングは変わります

早く屋根塗装を行えば良いというわけではないのです。コンクリート瓦のスラリー層も同様です。劣化しにくいことから屋根塗装を行うにあたり十分な高圧洗浄、専用下塗り材を使用して密着性を高めなければならないのですが、屋根材の知識がないと塗膜の剥がれ、過度な塗装を行いトラブルが発展する危険がありますのでご注意ください。

塗料のグレード

塗料にはおおむね4種類あります。ウレタン・シリコン・フッ素・無機、それぞれ特徴を見ていきましょう。

ウレタン塗料金額が安価で密着性、伸縮性が高いというメリットを持ちます。耐用年数は8~10年です。
シリコン塗料耐久性と価格のバランスが取れた塗料。メンテナンス頻度は10年に一度になります。現在使用されているのはシリコン塗料が多いかと思います。
フッ素塗料価格が高い一方、耐用年数が15〜20年と非常に長いのが特徴。耐久性が高く汚れにも強いです。日当たりの良い家や海沿いの住宅など、屋根に負担のかかりやすい地域で人気があります。
無機塗料耐用年数20〜25年と格段に長いメリットがあります。経年劣化しにくい石やガラスなどの無機物を取り入れた新しい塗料です。
これらを選んだ上で、特殊効果のある塗料にするかを決めます。
遮熱塗料屋根の熱吸収を防いで暑さを抑えるもの。
断熱塗料熱や冷気を防ぐことで、暑さと寒さ両方に効果があります。
光触媒塗料汚れ対策。日光で汚れを浮き上がらせ、それを雨で洗い流すものです。
必要やご予算に応じて塗料をお選びください。

屋根塗装をお考えの方へ

屋根は24時間365日、あらゆる自然環境に耐え続けています。
塗装せず放置し続けてしまうと経年劣化や自然災害によって雨漏りや屋根材の剥がれ、割れなどが起きてしまう可能性があります。
屋根塗装は見栄えだけでなく、そういった面を防ぐためでもあります。
塗装工事は約10年に一度と言われています。心配であればメンテナンスや点検は何度行ってもいいと思います。
みらい住宅サポートではドローンを活用した点検も行ってるため、わざわざ屋根に登る必要なく屋根の状態、塗装のお見積りなどが瞬時にわかります。
屋根塗装や屋根点検をご希望の方!お気軽にお問い合わせください!