2021.09.24

外壁塗装をするのに適した時期などについて!

お世話になっております。
株式会社SiMの髙橋です。段々暑さも落ち着き過ごしやすく、仕事もしやすい季節になってきましたね。

今回は外壁塗装の適した時期について説明させて頂きます。
外壁塗装を考えた時、どの時期が最も適しているのか?というのは気になりますよね。外壁塗装のする際の目安はあるのか…。
季節によって塗料の乾き具合も変わってきそうですよね。色々考えると塗装に適した時期を見逃してしまってもいけません。
そこでここでは外壁塗装をするのに適した時期の目安や季節などについてご紹介したいと思います。今までただ漠然と「これくらいの時期じゃないかな?」と思っていた方も塗装に適した目安の時期を知る事ができるはずです。

外壁塗装は何年ごと?適した時期や季節の目安について

外壁塗装をするのに適した時期は、戸建てとマンション共に目安があります。
一般的には10年〜12年に1回とされていますが、実際は外壁の状態を見て判断することが最も大切です。外壁塗装のタイミングを知らせるサインとしては、ひび割れや粉を吹くチョーキング現象、カビや苔の発生が挙げられます。
また、塗料の退色も目安の1つになりますし、外観に変化が見られなくても性能は低下している恐れがあるので、「やはり10年〜12年に1回は塗り替え」を検討すべきでしょう。
勿論使った材料にもより、耐久年数などは大幅に変化します。5年しか持たない塗料もあれば20年持つ塗料もあります。

外壁塗装をするなら春や秋がオススメ??

外壁塗装に適した季節は春と秋で、どちらも雨の日が少なく、空気が乾燥して乾きやすいのが共通点としてあります。

塗装は外壁に塗っておしまいではなく、外壁を洗浄して乾かしてから塗る必要がありますし、塗料も乾燥しないと完成にならないわけです。

塗料がいつまでも乾燥しないと工期が長引いてしまい、コストが上がったり仕上がりも悪くなる恐れがあります。

塗面に雨が当たるのももちろん良くありませんし、作業前であっても雨が降ると作業が延期になってしまい、なかなか始まらず終わらないということにもなりかねません。

雨や湿気の水分は、塗料の乾燥を妨げるだけでなく、密着力や性能にも影響を及ぼすことがあります。

勿論、メーカーは空気中の水分量が多い日も想定していますので、多少の雨や湿気程度なら大丈夫です。。。が適切な水分量というものはありますから、水分が多い日が増えると影響は免れられないでしょう。
足場も建っている期間が自動的に長くなってしまいます。料金には関係しませんが、シート音などもするので気にする

だからこそ塗装をするなら春か秋が狙い目で、計画通りに作業が進んだり良好な仕上がりに期待できます。

外壁塗装にふさわしくない月や季節はあるのか?

逆に外壁塗装にふさわしくない月や季節は、雨の日が続いたり大雨が降る恐れがある6月以降の雨季です。

外壁塗装において梅雨の時期はふさわしくない月??

梅雨の時期も言うまでもなく良くないですし、外壁塗装の検討においては避けるのが賢明でしょう。この時期に強行して塗装してしまうと、塗装後に雨が降って塗料が流れたり、水分が染み込んで密着不良やひび割れ、膨れなどのトラブルを引き起こしてしまいます。

工期が長引くことによるコストアップもありますから、塗装する面積が広いマンションは特に、コストの増加が無視できなくなるはずです。

戸建ての外壁塗装も雨季は不向きですし、いくらマンションと比べて塗る範囲は狭いとしても、乾燥に時間を要するのでこの季節や時期は出来れば避けるべきです。

意外!?実は冬も外壁塗装には不向き??

一方では冬もふさわしくない季節で、実は乾燥に時間が掛かることから不向きと言えます。冬は空気が乾燥しますが、気温が低いので湿度の印象よりも実際はそれほど早く塗料は乾かないのです。

ドライヤーの温風と冷風を比べてみると分かりますが、同じ湿度の室内であっても、温風の方が早く髪の毛が乾きます。

これは外壁にもいえることで、やはり空気が乾燥していても気温が低いことから塗料の乾燥が遅れます。雨が降らない分、工期に対する影響は雨季よりも小さいですが、降雪する地域だと影響があります。

逆に雪が降らない地域では塗装を受ける企業もあり、閑散期を理由にお得な料金で塗装の提供が行われるケースも珍しくないです。施工の日程が調整しやすいので、これらの点は雨季よりもまだ良いと言えるかもしれません。

塗装別の耐用年数について

塗料の種類塗料耐用年数
アクリル系塗料3〜5年
ウレタン系塗料5〜8年
シリコン系塗料8〜12年
ラジカル制御型塗料12〜15年
フッ素系塗料15〜20年
光触媒塗料塗料15〜20年
無機塗料15〜25年

外壁塗装の塗料には耐用年数があり、最も安価なアクリル系はせいぜい5年、環境によっては3年ほどで寿命を向かえてしまいます。ウレタン系は5年以上の耐用年数に期待できますが、それでも10年は持たないケースが大半です。

シリコン系は比較的寿命が長く、10年位、それ以上持つことも少なくないです。

ラジカル制御型は12年から15年と長持ちですが、シリコン系と単価はあまり変わらないので、塗り替える塗料の狙い目となっています。

フッ素系や光触媒塗料は15年以上20年ほどの耐用年数の期間があるので、このあたりが塗り替えの時期となるでしょう。

一番寿命が長いのは無機塗料で、当然ながら単価は上がりますが、15年〜25年も使い続けることができます。

つまりこの期間の間、外壁塗装の劣化を考えなくても良いことを意味しますから、気が楽ですし経済的にも出費が抑えられるので魅力的です。このように、外壁塗装は塗料によって寿命が決まるので、塗料の種類から次の塗り替えのタイミングを考えることをおすすめします。

直射日光や雨風、排気ガスが多く発生する道路に面する壁は劣化が早いので、こちら側の壁を基準に劣化を判断するが得策です。

だましだまし先延ばしするのにも限界がありますし、劣化により水分が壁内に浸入すると大変です。
もちろん工事も大掛かりになる為、お気づきになりましたら早めに工事することをお勧めします。

まとめ

今回は外壁塗装に適した時期の目安や季節などについて紹介しました。春や秋が外壁塗装には相性が良いと言えそうです。

外壁塗装のリフォームをお考えの方は参考にしてみて下さい。

お家で気になる事・お困りごとがありましたらSiMまでご連絡ください。