2021.10.03

屋根のメンテナンスの重要性

屋根は建物の1番上にあり、普段は見えにくい場所です。
そのせいか、なかなかメンテナンスに対して考えにくい場所でもあるかと思います。
しかし、屋根というのは建物の中でとても重要な役目を果たしています。
それは、建物を上部から守る事です。
例えば、雨や太陽光、紫外線などの外的刺激というのは建物に対して想像以上に大きなダメージを与えています。その外的刺激から建物を守っているのが屋根です。
屋根がしっかりしていないと上部から建物が侵されてしまい、どんどん劣化が進んでいきます。
雨漏りの多くは屋根から発生し建物に致命的なダメージを与え、建物の健康を害してしまいます。
建物の健康が衰えてしまうと長く住み続けることは難しくなってしまいます。
大事な建物を健康的に長く使い続けるためには、常に健康な屋根を保つことが重要となります。いつまでも住み続けることができるように定期的なメンテナンスは欠かせません。

メンテナンスのサイン

屋根のメンテナンスが必要となるサインは、屋根材の表面に様々な形で現れます。屋根の変化はわかりやすいので、定期的にチェックしましょう。

1、色褪せやチョーキング色褪せは明らかに以前の屋根と色が変わってしまうのですぐに違いがわかります。
チョーキングは粉のような物が表面に現れ白っぽく見えます。
この2つの現象は劣化の初期状態なので、塗装などでメンテナンスが必要です。

2、コケやカビ
コケやカビも屋根材に影響を与え始めているサインですので、塗装工事が必要となるサインです。

3、屋根材のひび割れやずれ、破損
この場合、屋根材としての役目をはたしておらず、その部分から雨漏りが発生してしまう場合があるのでとても危険です。

4、塗膜の剥がれ
塗膜が剥がれていると屋根材の表面での防水効果が失われていますので、雨漏りに繋がりやすいので危険です。

屋根の状態が分かりにくい場合の対処法

ご自身で屋根の変化を確認することはできますが、不具合の箇所によっては自分で確認できない部分もあります。
そのため屋根の点検はプロに依頼することをおすすめします。
専門業者に相談をすると屋根の細かい部分まで点検をするのでどこが良くないのかを細かくお客様に提案をします。
屋根とういうのは、通常見えにくい部分にあります。そのため、どうやって不具合を確認すべきなのかわかりにくい方もいると思います。
自分で行うことができる簡単な屋根の確認方法は、見える場所から確認することです。
屋根全体が見える場所まで行き、屋根を遠くから見てみましょう。
色合いの不具合などは確認ができます。また、2階の窓から顔を出し、屋根を確認することもできます。
この場合かなり近くで屋根を見ることができるので細かい部分まで確認ができます。
最後に

注意してほしい事

やってはいけないのが、はしごなどに登って屋根の上に上がって確認することです。
素人が屋根の上に上がることは大変危険です。
屋根は足元が不安定なため慣れていない方は屋根の上から落ちてしまいますので絶対にしてはいけません。
屋根に登らないと確認できない部分が気になる場合は、必ず専門業者にお願いをして点検をしてもらうようにしましょう。

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