2021.06.11

横浜市瀬谷区にて鎧張りサイディングの調査を行いました。

本日、横浜市瀬谷区にお住いのお客様から「そろそろ外壁の塗装をしたい」とのお問合せをいただき、現場調査を行いました。

こちらのお宅はラップサイディングで造られた外壁です。
ラップサイディングとは、板を1枚1枚重ね張りしていく工法です。
欧米の木造建築に用いる外壁として歴史の長い工法です。
日本の建物では少ない部類のせいか、街を眺めていると目に止まりやすい外壁です。
柄ではない規則正しい模様のようで、重なり部分がくっきり出ていてどこか特別な感じがします。
横浜市瀬谷区のお宅では、築30年で最後のメンテナンスは10年前ということもあって塗膜の劣化が見受けられました。

サイディングの表面は劣化していてチョーキング(白亜化)という症状が現れていました。
表面の顔料が劣化するとチョークの粉のように浮き出てくる症状で、この様になると表面の撥水性が落ちている証拠なので、雨が降ると雨水を弾かずにサイディングが吸ってしまいどんどん劣化が進んでしまいます。
この症状が出始めたらそろそろ塗装工事のサインだと覚えておくと良いと思います。
今回のメンテナンスのあとどれくらいの耐久性を求めるかによってご提案する塗料が変わってきますので、ご希望をじっくりと伺って最適なご提案をさせて頂きます。