2021.09.24

瓦屋根について

代表的な日本家屋と言えば、瓦屋根です、
最近ではスレート屋根やガルバリウム鋼板のような「平たい屋根」が増えてきて、昔ながらの「瓦屋根」を新築で見る機会は少なくなりました。
新居の屋根やリフォームの葺き替えの際に、どんな屋根にしようか迷っているお客様も多数います。
瓦屋根はとにかく耐久性に優れ、50年以上長持ちするものもあります。
デメリットとして、よく台風に弱いと言われる瓦屋根ですが瓦選びや工法を工夫すると、台風に強くなります。

瓦屋根のメリット

・他の屋根材と比べて寿命が長い
(約50年以上長持ちするものもあります)
・屋根の構造上、防水性が高い
・長期にわたって色褪せない
・焼き物なのでスレートより燃えにくい

瓦屋根のデメリット

デメリット
・台風や地震で瓦が落ちて割れる危険性がある
・強風などで瓦がズレたり浮いてしまう可能性がある

瓦屋根を自然災害から守る「防災瓦」とは?

台風が発生すると屋根瓦が剥がれ、あちこちに飛んでいってしまいます。
これを未然に防げるのが「防災瓦」です。従来の屋根瓦と違い、瓦の端にアーム・ロック機能がついています。
この機能により瓦どうしが強く固定され、台風で飛ばされにくくなります。

防災瓦のメリット


・軽い
(従来の土葺き工法と比べて、屋根重量が約半分)
・風で飛ばない
(瓦同士がしっかり結束するロック構造)
・約30年メンテナンス不要
(表面が塗料着色ではないため、塗り替えの必要がなく、コスパがいい)
・防水性が高い
(雨水が流れ落ちる仕組みで、湿気や結露に強い)

防災瓦のデメリット

・初期費用がかかる
・割れることがある
・スレートや金属屋根と比べると重い
など瓦屋根全体に言える内容です。

瓦屋根のメンテナンスはプロ依頼しましょう

屋根に上るのは大変危険です。絶対にご自身で上ったり、補修をしたりするのはやめましょう。

一般的な2階建てでも高さ5~6mもあり、足元は傾いていて、掴まるものが何もなく、いつ強い風が吹くかも分からない場所です。

ほんのちょっとした補修だとしても、あまりにも危険な状況です。

屋根瓦のメンテナンスは必ずプロに依頼しましょう。

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