窓シャッターがあることによって得られる5つの効果
こんにちは、みらい住宅サポートの野島です。
今回は、窓シャッターについてご紹介していきますので、良かったら見てください。
窓ガラスがない時代、日本の家屋では外からの雨風から障子を守るために「雨戸」が使用されていました。「雨戸」は重たい板で作られており、毎日の開け閉めも面倒に感じられることが多かったと思います。
窓にガラスがはめ込まれるようになってからも、すきまからの雨風の侵入を防ぐために「雨戸」が使用されていました。
そして最近、木製の雨戸に代わりアルミや鋼板製のシャッターが採用されています。このシャッターが最初に質問した窓シャッターになります。
それでは、今回は最近採用される方も増えてきている窓シャッターについてご紹介していきます。
窓シャッターの効果
①雨風から窓ガラスを守る
これは、雨戸の代わりに採用されるようになったので当たり前のことですが、雨戸に比べ、素材がアルミや鋼板になっておりますので、強度も増してます。日本は夏の時期に台風が頻繁に上陸することもあり、風で飛ばされたもので窓ガラスが割れることも防ぐことができます。
②防犯対策にも“少し”効果的
お店でも閉店後にシャッターを閉めているところを見かけると思います。同じ理由で防犯対策として窓シャッターは効果があります。しかし、“少し”と書いているのには理由があります。防犯のためと窓シャッターを閉めていることが、逆に「この家は今留守ですよ」と示してしまうからです。
ただし、窓シャッターがあることで泥棒の侵入に時間をかけることも出来ますし、無理に破ろうとすると音が出るなど、窓シャッターがないよりは防犯効果はあります。
③防火効果
住宅街など家が密接している地域で火事が発生した場合に、隣家に延焼しているケースも耳にすると思います。これは炎の熱で窓ガラスが割れ、家の中に火が入ることで延焼が起きてしまいます。現在は耐熱強化ガラスもありますが、絶対に割れないというわけではありません。金属製のシャッターを閉めていれば、万一の場合の延焼を防ぐ効果ができます。
④防音にも効果的
また、防音に関しても同様のことが言えます。現在の窓ガラスは遮音性能が高いものが多いですが、完全ではないです。隣家との距離が近く、隣人の方が大声で話していると聞きたくなくても聞こえてしまう場合があります。また、自分たちの家の中の音や話し声を外に漏れにくくする効果もあります。窓シャッターは防音対策にプラスαの対策として役に立つと思います。
⑤暑さ・寒さにも効果的
夏に強い日差しにさらされる部屋は、窓から入ってきた熱によって室内がサウナ状態になってしまうことがあると思います。そういった場合、窓シャッターを下ろしていれば、窓シャッターが太陽からの熱を反射してくれるので、室内への熱の侵入を和らげることができます。
冬場もシャッターを閉めることによって、外に逃げてしまう熱を少なくすることが出来ます。そうすることで、室内が冷えきってしまう可能性も少なくなりますので、エアコンなどの光熱費を削減が期待できます。しかし、シャッターを閉めると外の光も遮断してしまうので、昼間でも電気が必要になり、電気代には要注意になります。
まとめ
人生において大きな買い物になるマイホームです。せっかく建てるならば少しでも快適、そして安全な暮らしたいと思う方は多いと思います。
窓シャッターはそんな理想の暮らしを実現するために一役買ってくれる存在です。
現在は外壁の色や外観のデザインを損なわないような窓シャッターも出てきていますので、単純にシャッターという無機質な存在ではなくなっています。
窓シャッターを設置する際は、もちろん設置費用はかかってきます。今回の内容を参考に、ご家族でしっかりと話し合い、本当に必要か判断してみてください。
分からないことや気になることなどありましたら、みらい住宅サポートにお気軽にご相談ください。