2023.12.10

外壁塗装で色褪せしない色とは?長持ちする色や汚れにくい色ポイントをご紹介

外壁塗装工事の悩みの最大の一つ、色選び。

できればいつまでも美しい色を保っていられるような色あせをしにくい色にしたいものです。

色褪せやすい色ってあるの?色選びに失敗しないコツは?外壁塗装工事の色褪せない「色選び」についてご紹介いたします。

どうして外壁は色あせするの?

新築で建てたときのままきれいに持続してほしいですが、どうしても外壁は色あせてしまうものです。

色があせると古くなったような印象になるので何とかしたいですよね。

そもそもなぜ外壁は色あせをしてしまうのでしょうか??

その原因を確認してみましょう。

#1紫外線による色あせ

外壁は紫外線を毎日浴びています。

紫外線に含まれるエネルギーが外壁の色を構成している顔料は、紫外線エネルギーによって破壊されてしまうのが原因のひとつです。

紫外線エネルギーは色素を劣化させる力があります。

その上、酸性雨や風など様々な自然現象が重なり合い、さらに劣化が進んでしまうのです。

#2経年劣化による化学変化の色あせ

もうひとつの原因は、経年劣化による化学変化の色あせ。

最近は技術が大きく進歩し、なるべく劣化しない素材が開発されています。

それでも、酸素や水、日光を浴び続けることで少しずつ酸化していきます。

劣化の速度は外壁の色や含まれる顔料によって違いはありますが、比較的落ち着いた色が劣化しにくいと言われています。

色あせしやすい色は何色?

外壁塗装 色

外壁は住宅で一番目を引き印象を左右します。

家を建てる時、外壁を塗り替える時など、好きな色にしたいと誰もが思うことでしょう。

外壁の色によって室内の温度も変わることも。

しかし、色あせしやすい色があるのはご存知でしょうか?

できるだけコスパが良く、気に入った色で外壁塗装をするには何色が良いか見ていきましょう。

赤系赤は、様々な色の中でも耐光性が低い色で、退色しやすい色です。鮮やかな色のため、一見目を引きますが、色あせが目立つのも他の色より時期が早いでしょう。色あせを目立たなくするには、5年程度での塗り替えをすることで鮮やかさを維持できると言われています。
黄色系黄色も色あせが早いと言われている色の一つです。また、汚れが見えやすく、色あせと汚れが目立ちやすい色です。
紫色紫も赤の次に色あせしやすいと言われています。自動車も年中紫外線にさらされているので、色あせしている車を目にしたことがあるかもしれません。特に赤みの強い紫は更に色あせが早いようです。
緑系緑色の外壁の住宅も増えてきましたが、色あせがしやすい色でしょう。明るく濃い緑にした場合は余計に色あせを早く感じるようです。

色あせしにくい色は?

色あせしやすい色は、比較的原色や、原色に近い色だということをご紹介しました。それでは、色あせしにくいおすすめの色とは?ご紹介しましょう。

  • 白・ベージュ

白や白に近いベージュはもっとも色あせしにくい色です。白は紫外線による影響を受けにくいため、ダメージを軽減でき、化学変化も起こりにくいのです。

ですが、汚れが目立ちやすいという難点もあります。

ベージュであれば、若干ではありますが汚れを目立ちにくくすることもできます。

  • グレー・黒

グレーや黒い外壁は、白と同じくらい色あせがしにくい色です。

黒い顔料に含まれる成分は太陽光に分解され、化学変化を起こりにくい特性があります。

ただ、白と同じようにちょっとした汚れが目立ちやすく、ツヤのある黒は色あせが目立ってしまいます。

青も紫外線の影響を受けにくい色のため、色あせしにくい色です。

青は様々なカラーバリエーションがあります。

濃い青だとやはり色あせしやすくなってしまいます。

薄い青やパステル系の青であれば、色あせが目立ちにくく爽やかな印象にもなります。

色選びのコツ

色あせしやすい色と、色あせしにくい色についてお話ししました。

外壁を選ぶ際に気を付けることや色選びのポイントとはどのようなことでしょう。

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↑外壁塗装人気色を見たい方はこちらの記事を

周囲の景観との融合を考える

まずは家を建てる周囲の環境をよく観察することです。

周囲の家の雰囲気や外壁のカラーとの調和を考えることも大切です。

周囲の住宅とあまりにも違う色だと悪目立ちすることもあります。

そうなると、ご近所との関りにも影響がでてくるかもしれません。

また、都市部では景観についての基準がある場合ことも。

自治体のホームページや問合せ等で確認しておきましょう。

色見本は大きなものを見せてもらう。太陽光の下で見る。

カタログなどの小さな色見本だけではなく、実際の質感や直接見た色の雰囲気がわかるよう、色見本はなるべく大きなものを見せてもらうようにしましょう。

離れて他の色とのバランスを考えたり、近づいてよく観察したりすることで、様々な印象をもつはずです。

外で色合いを見るのは非常に重要です。
光の当たり具合で全く見え方も変わって来るので、室内だけではなく外で見るようにしましょう!

自分が希望する色と、周辺の住宅の外壁の色とを並べて見ても良いと思います。

みらい住宅サポートでは、A4の見本板でお色を選んでいただいております。

ツートンカラーや異素材のものを使用するのもアリ

どうしても希望する色がある場合は、色あせしにくい色とあわせたツートンカラーや、塗料を使わない外壁材など異なった素材同士を組み合わせる方法もあります。

オシャレな印象にもなりますね。素材や違う色を組み合わせる際も、様々な色見本を使い、見比べることが大切でしょう。

外壁塗装をより具体的にイメージしやすくなるだけでなく、価格と色を同時に確認できるので時短にも!

Before
After

まとめ

なるべく色あせをせずに長く美しいさが保てる色選びのポイントについてご紹介しました。

色のほかにも、ツヤの有無や汚れにくい塗料を選ぶことも長持ちのポイントとなります。

せっかく外壁塗装をしても、たった数年で色あせてしまうという残念な気持ちになります。

そうならないためにも、信頼のおける外壁のプロに相談し納得のいく外壁塗装を実現しましょう。

塗装工事をお考えの方は、お気軽にみらい住宅サポートまでお問い合わせください。