2024.10.05

①初めての外壁塗装でも安心!種類ごとの特徴とおすすめ塗料を徹底解説!

お世話になっております。
みらい住宅サポートです。
いつも記事を読んで頂き誠にありがとうございます。

初めて外壁塗装を検討する際には、「どの塗料を選べばいいのか」「費用や耐久性の違いは何か」といった不安や疑問がつきものです。

この記事では、外壁塗料の種類ごとの特徴や選び方について、わかりやすく解説していきます。
適切な塗料を選ぶことで、長持ちし、かつ費用対効果の高い外壁塗装を実現するためのポイントを押さえていきましょう。

外壁塗料の種類とその特徴

外壁塗料にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴や用途があります。
塗料を選ぶ際は、家の外壁材や周囲の環境、予算などを考慮しながら最適なものを選ぶことが重要です。
ここでは、代表的な塗料の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。

シリコン塗料

シリコン塗料は、外壁塗装の中でも最もよく使われる塗料の一つです。
その理由は、耐久性とコストパフォーマンスのバランスが非常に良い点にあります。
紫外線や雨風などの外的要因に強く、約8〜13年という比較的長い耐用年数を持っています。
価格が比較的手頃で長持ちするため、初めての外壁塗装やメンテナンスを検討している方にとっては、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えます。

フッ素塗料

フッ素塗料は、シリコン塗料よりもさらに高い耐久性を持つ高性能な塗料です。
特に、紫外線や雨風に対する耐久性が優れており、外壁を長期間保護することができます。
フッ素塗料を使った場合、耐用年数は10〜15年と非常に長いため、頻繁にメンテナンスを行いたくない方に向いています。
初期費用がかさむものの、長期的にはメンテナンスコストを抑えることができるため、総合的なコストパフォーマンスは良好です。

ラジカル制御型塗料

ラジカル制御型塗料は、最近注目されている新しい技術を採用した塗料です。
この塗料の最大の特徴は、紫外線などの外的要因によって発生する「ラジカル」と呼ばれる劣化因子を抑制する機能を持っている点です。
従来の塗料では、紫外線の影響で塗膜が劣化しやすかったのですが、ラジカル制御型塗料はその影響を大幅に軽減します。
耐久性に優れていながらも、シリコン塗料と同程度の価格帯で利用できるため、コストパフォーマンスの良さが特徴です。

無機塗料

無機塗料は、非常に高い耐久性を持つ塗料として注目されています。
この塗料は、シリコンやフッ素などの有機材料ではなく、鉱物などの無機成分を主成分としているため、紫外線や酸性雨、熱による劣化が少なく、長期間にわたって外壁を保護します。
耐用年数は20年以上に及ぶことが多く、メンテナンスを極力減らしたい方には最適です。
初期費用がかかるため、短期的な予算の面では負担となる場合がありますが、長期的に見ると、塗り替え頻度が少なくなるため、コストを抑えることができる場合も多いです。

水性・油性塗料の違い

外壁塗料を選ぶ際には、水性塗料か油性塗料かを選ぶことも重要なポイントです。
それぞれの塗料には異なる特性があり、環境や用途に応じて選ぶことが求められます。
ここでは、両者の特徴と、どのような状況でどちらを選ぶべきかについて解説します。

水性塗料

水性塗料は、環境にやさしいという点で多くの家庭で選ばれている塗料です。
主成分が水でできているため、溶剤系の油性塗料に比べて臭いが少なく、施工時の空気汚染や健康への影響が軽減されるのが特徴です。
また、乾燥が早く、施工のスピードが速い点もメリットとして挙げられます。
コスト面でも比較的手頃な価格であり、特に一般住宅の外壁塗装には非常に人気があります。
ただし、耐久性は油性塗料に比べてやや劣るため、環境によってはこまめなメンテナンスが必要になる場合もあります。

油性塗料

油性塗料は、耐久性が高く、外壁に強力に密着するという特徴を持っています。
特に、雨風や紫外線にさらされる過酷な環境下でも長期間にわたって外壁を保護できるため、耐久性を最優先に考える方には適した選択肢になります。
また、塗膜が硬く、汚れや水に対する耐性も強いため、長持ちする外壁を希望する場合に向いています。
一方で、油性塗料は揮発性の溶剤を使用しているため、施工時に特有の強い臭いが発生します。そのため、施工環境や居住者の体調に配慮が必要です。
また、乾燥に時間がかかるため、施工期間が長くなる場合もあります。

1液型・2液型塗料の違い

外壁塗料を選ぶ際には、1液型か2液型かという点も重要な選定要素です。
これらは塗料の成分の混合方法に違いがあり、それぞれに特有の利点と注意点があります。
ここでは、それぞれの違いやどちらを選ぶべきかについて詳しく解説していきます。

1液型塗料

1液型塗料は、その名の通り、あらかじめ必要な成分が一つに混ざっている塗料で、施工の際に混ぜ合わせる必要がありません。
これにより、使い勝手が非常に良く、専門的な知識や技術がなくてもスムーズに扱えるため、DIYや小規模な工事には最適です。
施工が簡単であるため、作業時間を短縮することも可能で、初めて外壁塗装を行う場合にも安心して使用できます。
ただし、1液型塗料は2液型塗料に比べて耐久性がやや劣るため、頻繁なメンテナンスが必要になることがあります。
コストを抑えたい方や、手軽さを重視する場合には、1液型塗料は理想的な選択肢となりますが、耐久性を重視する場面では慎重に検討する必要があるでしょう。

2液型塗料

2液型塗料は、施工直前に2つの成分を混ぜ合わせて使用する塗料で、より強固な塗膜を形成するため、非常に高い耐久性を誇ります。
この特徴から、外壁を長期間しっかり保護したい場合や、厳しい環境下にある外壁に適しています。
混合の手間や施工時の注意点があるものの、耐久性や密着性の面で1液型塗料を大きく上回るため、メンテナンスの回数を減らしたい方にとっては非常に優れた選択肢です。
特に、風雨や紫外線の影響を受けやすい環境では、2液型塗料が外壁を長持ちさせる効果を発揮します。

機能性塗料の種類

機能性塗料は、外壁を保護するだけでなく、さまざまな特殊機能を備えた塗料です。
近年では、断熱性や遮熱性、さらには低汚染性や防水性を備えた塗料が多くの家庭で採用されています。
これらの塗料を使うことで、外壁だけでなく、家全体の快適性や維持コストに大きな影響を与えることができます。
ここでは、代表的な機能性塗料の種類と、それぞれのメリットについて紹介します。

遮熱塗料・断熱塗料

遮熱塗料と断熱塗料は、外壁の温度調整に特化した機能性塗料です。
遮熱塗料は、外壁に当たる太陽光を反射し、外壁の温度上昇を抑える効果があります。
これにより、特に夏場に室内の温度が上がりにくくなり、エアコンの使用量を減らすことができます。
一方、断熱塗料は、外壁に塗ることで熱の移動を防ぎ、冬は暖かさを保ち、夏は涼しさをキープすることができます。
遮熱塗料が外部からの熱を反射するのに対し、断熱塗料は外壁を通じた熱の出入りを調整する役割を持っています。
これらの塗料は、エネルギー効率の向上や光熱費の削減につながるため、快適な住環境を保ちたい方や、エコロジーに関心のある家庭に非常に適しています。
特に、太陽光の強い地域や寒暖差の激しい地域では、これらの塗料の導入によって居住性が大幅に改善されることがあります。

低汚染性塗料

低汚染性塗料は、外壁に汚れが付きにくく、長期間美観を保つことができる機能を備えた塗料です。
この塗料の表面は、雨水によって自然に汚れを洗い流す「セルフクリーニング効果」を持っています。
そのため、雨の多い地域や、排気ガスや粉塵が多い場所に家が建っている場合でも、外壁をきれいな状態に保つことができます。
また、塗膜が滑らかで汚れが付着しにくいため、定期的なメンテナンスの手間を大幅に減らすことができるのも大きなメリットです。
外壁の美しさを長く保ちたい方や、メンテナンスコストを抑えたい方には、低汚染性塗料が非常に有効な選択肢となります。

外壁塗料の選び方

外壁塗料を選ぶ際には、価格や耐久性だけでなく、家の立地条件や外壁の素材、さらには過去の塗装状況など、さまざまな要素を考慮することが必要です。
それぞれの家には異なる環境や素材があるため、それに応じた最適な塗料を選ぶことで、長持ちしつつコストを抑えることができます。
ここでは、外壁材や塗装回数、さらには鉄部や木部など外壁以外の部分に対して適した塗料の選び方について解説します。

気候や外壁材に合った塗料選び

外壁塗料を選ぶ際には、家が立っている地域の気候条件や、使用されている外壁材に合った塗料を選ぶことが重要です。
例えば、湿気の多い地域や寒暖差が大きい場所では、耐水性や耐寒性に優れた塗料が適しています。
こうした環境に強い塗料を選ぶことで、塗膜が長持ちし、外壁が劣化するリスクを減らすことができます。
また、モルタル、サイディング、ALCなど、外壁の素材ごとに適した塗料が異なります。
例えば、モルタル外壁には柔軟性のある塗料が向いていますし、サイディングには耐久性の高い塗料が求められることが多いです。
さらに、初めての塗装か、2回目以降の塗装かによっても選ぶべき塗料が変わってきます。
これらのポイントを考慮して、外壁や環境に合った塗料を選ぶことが、長持ちする外壁塗装の秘訣です。

鉄部・木部などの塗装

外壁塗装では、外壁そのものだけでなく、鉄部や木部といった外壁以外の部分にも適した塗料を選ぶことが重要です。
鉄部はサビに弱いため、防錆効果のある専用塗料が必要になります。
特に、門扉や手すりなどの鉄部は、雨風にさらされることが多いため、耐水性や防錆性を持った塗料でしっかり保護することが大切です。
一方、木部は湿気や乾燥に対して敏感なため、塗膜が柔軟性を持ち、木材が呼吸できるような塗料が推奨されます。
また、紫外線による劣化も木部には大きな影響を与えるため、UVカット効果のある塗料を使用することで、木材の寿命を延ばすことが可能です。
外壁以外の部分にも適切な塗料を使うことで、家全体をしっかりと保護し、長期間美しさを保つことができます。

まとめ

本記事では、外壁塗装の種類や特徴、選び方について詳しくお伝えしました。
シリコン塗料やフッ素塗料、無機塗料、さらにはラジカル制御型塗料など、それぞれに異なる特性があるため、家の環境や予算に合わせた選択が必要です。
また、水性・油性塗料や1液型・2液型塗料といった選択肢も理解することで、より適切な塗料を選べるようになります。
さらに、機能性塗料を活用することで、遮熱や断熱、低汚染性などの特殊な効果を得ることも可能です。
外壁塗装は大きな投資ですが、しっかりとした選び方をすることで、長期的に見て費用対効果の高い結果を得られるでしょう。
ぜひ、今回の情報を参考にしながら、外壁塗装を検討してください。

「みらい住宅サポート」では、経験豊富なスタッフがあなたの家を守るための最適な塗装プランを提供します。
みらい住宅サポートは、地域密着型で訪問販売など強引な営業や契約なども一切しておりませんのでご安心ください。
外壁塗装工事をお考えの方、お悩みごと、お困りごとがある方は、お気軽にみらい住宅サポートまでお問い合わせください。