2021.02.27
横浜市泉区にてスレート屋根のズレの調査
横浜市泉区にてスレートのズレを始め、屋根全体の調査を行いました。
スレート屋根が割れて落下したりすると、雨漏りを起こすと思われる方もいらっしゃいますが、実はそんなことはありません。
雨漏りを起こす原因は屋根材ではなく屋根材の下に敷いてある防水紙(ルーフィング)です。
つまり防水紙が破れない限りは屋根材の破損が酷くても雨漏りは起きないのです。
このようにスレートがズレていたとしても、下には防水紙が敷いてあります。
その為、すぐに雨漏りを起こすことはありませんが、当然早めの処置は必要です。
コロニアル(スレート屋根)は「上部を4本の釘だけで留めている」屋根材です。
そのため、風であおられたり、ずれ落ちたりすることがあります。
割れたとしてもスレートがある場合はコーキング等で接着し、下地補強を行う事で屋根カバーや葺き替え工事を必要とするような状態にはならずに済みます。
スレートが落ちてきたからと言って雨漏りを起こすわけではありませんので、焦らず今後の補修を考えていきましょう。
ちなみに途中で割れるわけではなく、釘のひび割れが拡大しスレート1枚が滑落するケースもあります。
今回の場合は防水紙が見えていますので、破れ等の確認をし問題が無ければコーキングで接着し直します。
釘固定が出来ないため応急処置ではありますが、防水紙を劣化させないような対策が大変必要です。
スレート屋根の点検希望、屋根材の落下等不安な事がありましたらお気軽にエスアイエムへご相談ください。ドローン調査も行っております!