2024.12.23

おしゃれな外壁塗装にするための5つのコツと失敗しないポイントをプロが解説

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外壁塗装で自宅をおしゃれに変えたいと考えていませんか?
家の印象は外観で大きく決まるため、外壁塗装をおしゃれに仕上げることは、理想の住まいを実現する重要なポイントです。
しかし、デザインや色選びに失敗すると、「思っていたのと違う…」と後悔することも少なくありません。

そこで本記事では、おしゃれな外壁塗装を叶えるための5つのコツと、失敗しないためのポイントを分かりやすく解説します。

おしゃれな外壁塗装にするための5つのコツ

外壁塗装をおしゃれに仕上げるためには、デザインや色の選び方が重要なポイントになります。
しかし「何を基準に選べばいいのかわからない」「どのように工夫すればおしゃれになるのか」と迷う方も多いでしょう。

ここでは、外壁塗装を成功させるために知っておきたい5つのコツをお伝えします。

コツ① 外観全体のテーマを決める

外壁塗装でおしゃれな仕上がりにするためには、まず家全体のテーマを決めることが大切です。
テーマが定まらないまま色やデザインを選んでしまうと、全体のバランスが崩れて「なんだかまとまりがない…」と感じる原因になります。

例えば、以下のようなテーマを軸に外観を考えてみましょう。

①ナチュラルスタイル
ベージュやブラウン、アースカラーを取り入れて自然な温かみを演出します。
植栽やウッドデッキとも相性が良く、落ち着いた印象の外観に仕上がります。

②モダンスタイル
白やグレー、ブラックなどのシンプルな色を基調にすることで、洗練された都会的な雰囲気になります。
アクセントカラーを取り入れることで、さらに個性的なデザインにできます。

③和風スタイル
日本の伝統的な建築に合わせたデザインで、濃いめの茶色や黒を基調にすることで重厚感のある外観に仕上げられます。

テーマを決める際には、家の形状や屋根、周囲の景観との調和も意識することが重要です。また、家族でしっかり話し合い、長く愛せるデザインを選ぶと満足度も高まります。

コツ② 周囲の景観や近隣との調和を意識する

外壁塗装をおしゃれに仕上げたいと考えるあまり、周囲の景観や近隣の住宅との調和を無視してしまうと、結果的に浮いてしまうことがあります。
おしゃれでありながら、地域の雰囲気に馴染むことが理想的です。

住宅街全体がベージュやブラウン系の色味で統一されている場合、目立ちすぎる色(ビビッドカラーなど)を選ぶと周囲から浮いてしまいます。
調和しつつ個性を出したいなら、同系色で少し明るめ・暗めに調整すると良いでしょう。

周囲に公園や緑が多い場所では、ナチュラルカラー(ベージュ、オリーブグリーン、ブラウン)を選ぶことで自然に馴染む外観に仕上がります。
一方、都市部やモダンな住宅が多い地域では、白やグレー、ブラックを基調にしたシンプルデザインが映えます。

また、住宅地によっては、景観を守るために色やデザインに関するガイドラインが設けられている場合があります。
事前に確認しておくことで、後から塗り直しが必要になるトラブルを防げます。

おしゃれな外壁は、周囲とのバランスが取れてこそ美しく見えるものです。自宅だけが目立つことを避け、地域全体の景観と調和させることで、品のある外観に仕上がります。

コツ③ アクセントカラーを上手に取り入れる

外壁塗装をおしゃれに仕上げるためには、アクセントカラーの使い方が大きなポイントになります。
単色だけで仕上げるとシンプルすぎて物足りなく感じることがありますが、アクセントカラーを効果的に取り入れることで、外観に立体感や個性をプラスできます。

例えば、窓枠、玄関ドア、バルコニーの一部など、外壁の一部分に違う色を加えることで、全体のデザインにメリハリが生まれます。
シンプルな白い外壁に黒やグレーのアクセントを加えると、モダンで洗練された印象に仕上がるのです。

アクセントカラーはあくまで「引き立て役」として使うのがポイントです。
ベースカラー(メインの色)と補色関係にある色を使うと、調和が取れた印象になります。
例えば、ベージュ系の外壁にはブラウン系や深みのあるグリーンが相性抜群です。

また、アクセントカラーは目立たせるための色ですが、派手すぎる色を選ぶと浮いてしまうことがあります。
外観全体の調和を壊さないよう、落ち着いた色味(ダークカラーやアースカラー)を選ぶのがおすすめです。

アクセントカラーは外観の「ちょっとした個性」を演出する役割があります。
色の使い方次第で印象がガラリと変わるため、取り入れ方を工夫して自宅をワンランクおしゃれに仕上げましょう。

コツ④ 流行の色を取り入れる

外壁塗装をおしゃれに仕上げたいなら、トレンドカラーを上手に取り入れるのも1つの方法です。
流行の色を活用することで、現代的でセンスの良い外観に仕上げることができます。
ただし、流行に偏りすぎず、長く愛せるデザインにすることが大切です。

例えば、グレー系は都会的で洗練された印象を与える人気カラーです。
ライトグレーなら清潔感があり、ダークグレーなら高級感や重厚感を演出できます。
また、ベージュやオリーブグリーン、ブラウンなどの自然な色味は、ナチュラルで落ち着いた印象に仕上がります。
ブラック・ホワイトのモノトーンは、モダンでスタイリッシュな外観が好きな方に人気です。
シンプルながら存在感があり、飽きがこないカラーです。

ただ、トレンドカラーを全面的に取り入れると、流行が過ぎた際に古臭く感じてしまうことがあります。
そのため、窓枠や玄関扉などのポイント部分に取り入れることで、流行を抑えつつも長く愛されるデザインに仕上げることができます。

外壁全体のベースカラーには、ベージュやホワイト、ライトグレーといった定番色を選ぶのがおすすめです。
これにトレンドカラーをアクセントとして組み合わせることで、バランスが取れた外観になります。

外壁塗装は頻繁にやり直すものではないため、流行の色を取り入れながらも、飽きがこないデザインを意識することが大切です。

コツ⑤ 塗料の質と耐久性も忘れずに考慮する

おしゃれな外壁塗装を実現するためには、デザインや色選びだけでなく、塗料の質と耐久性も重要なポイントです。
どれだけ美しい仕上がりになっても、数年で色褪せや劣化が目立つようでは後悔してしまいます。
デザイン性と機能性のバランスを意識して塗料を選びましょう。

外壁塗装にはいくつかの種類の塗料があり、それぞれ耐久性や仕上がりに違いがあります。代表的なものは次の通りです。

①シリコン塗料
価格と耐久性のバランスが良く、最も一般的に選ばれる塗料です。耐用年数は10〜15年程度です。
②フッ素塗料
耐久性が非常に高く、色褪せしにくいのが特徴です。コストは高めですが、長期間美しい外観を保ちたい方におすすめです。
③ラジカル制御型塗料
近年人気の塗料で、シリコン塗料よりも耐久性が高く、コストパフォーマンスに優れています。

また、塗料によっては、紫外線や雨風に強い「耐候性」や、汚れがつきにくい「防汚性」が高いものがあります。
例えば、紫外線に強い塗料であれば、色褪せやひび割れを防ぎ、きれいな色を長く保てます。
セルフクリーニング機能(親水機能)が備わっていれば、雨が汚れを洗い流してくれるため、外観を清潔に保つことができます。

おしゃれな外壁塗装を実現する失敗しないポイント

外壁塗装をおしゃれに仕上げたい一方で、コストを抑えたいと考える方も多いでしょう。
工夫次第で、費用を抑えつつデザイン性の高い外壁塗装を実現することができます。

塗料の選び方を工夫する

おしゃれな外壁塗装には、高級塗料が必要と思われがちですが、コストパフォーマンスの良い塗料を選べば費用を抑えられます。
初期費用を抑えるために安価な塗料を選ぶと、頻繁に塗り替えが必要になり、かえって費用が高くなることがあります。
少し予算を上げて耐久性の高い塗料を選ぶことで、長期的なメンテナンスコストを削減できます。

複数の業者から見積もりを取る

同じデザインや塗料を使用しても、業者によって見積もり価格に差が出ることがあります。
複数の業者から見積もりを取り、内容を比較することで、無駄なコストを抑えられます。
見積もりの際には、単に費用だけに着目するのではなく、「デザインの提案力」や「保証内容」「誠実さ」もチェックし、トータルで信頼できる業者を選びましょう。

まとめ

本記事では、おしゃれな外壁塗装を実現するためのポイントと、失敗を防ぐ方法について解説しました。

おしゃれな外壁は、住まいの印象を大きく変え、日々の暮らしをより豊かにしてくれます。
この記事を参考に、ぜひ後悔のない外壁塗装を叶えてください。

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