2021.06.16
藤沢市で塗装できない屋根材コロニアルNEOの現地調査へ伺いました。
本日、藤沢市にお住いのお客様から築年数的にそろそろ屋根と外壁のリフォームを考えていた事がきっかけでした。
今回は外壁塗装と屋根塗装の見積りで伺ったので、早速ドローンを使って屋根を撮影してみると、一見普通のコロニアルです。
しかしこの屋根材、ただのコロニアルではないのです。
築15年ぐらいに対し、痛み具合も年数なりに見えますが、実はクボタ(現:ケイミュー)のコロニアルNEOという少し問題のあるスレート屋根なのです。
『コロニアルネオ』と検索すれば、その意味がすぐ分かるかと思いますが、簡単に言うと塗装できない屋根の一つです。
正確には、塗装しても意味がないが正解ですが、他にも似たような屋根材でアーバニーやパミール、ザルフグラッサといった屋根材がありますが、コロニアルNEOはその中でもまだましな屋根材なので、知らずに塗装してしまう業者も多い事かと思います。
コロニアルNEOにはアスベストが含まれておらず劣化が早いため、塗装をしてもすぐ劣化し無駄な工事になってしまうことから塗装ができないとされています。
ただし、今回のように物件によってはそこまで劣化していなく塗装できる状態のこともありますので、今の屋根の状態に合ったメンテナンスをするようにしてください。
今回はあくまで次回のメンテナンスまでの延命と考え、その次のメンテナンスではカバー工事か葺き替え工事をおすすめいたします。